新入り犬をケージから出すのに苦労した話

はてさて、じろがケージ越しの対面に慣れるのは結構早かったんだけど、はるをケージから出すのに苦労しました。

じろがとにかく猛獣みたいに襲いかかって来るんです。
そして少しでもスキあろうものなら、はるに飛びかかって噛みつきそうになるのを何度か引き離しました。(幸い噛むことはなかった)

はるは震えてしまうこともあって、正直はるにとって辛い環境に越させてしまったのではと後悔しました。

それまでの経緯:

トライアル中だったので問題が起きるたびにCOKA Animal Rescueさんに連絡し「少しづつ前進していきましょう、こうしてみては?」と励ましやアドバイスをいただきました。

柵から出たいけど怖いはる

「オペラント条件づけ」のやり方が間違っていた

動物の行動心理学では、人を含む動物は「自分が行動した結果、良いことが起きればあるとその行動は起こりやすくなり、不快なものならば行動は起こりにくくなる」らしく、これを応用した「オペラント条件づけ」が子どものしつけや動物の訓練などに古くから用いられてきたそう。

よく、犬の飛びつきをやめささせるのに良く挙げられる方法に「犬が飛びついてきたら無視をし、犬が諦めてお座りをしたらごほうびを与える」というのがあり、オペラント条件づけでは「負の罰」と「正の強化」を利用していることになります。

悩んでいた私はそれをブログで聞きかじって、「正の強化」を試してみることにしました。最初にやったのはこの方法。

  1. じろが落ち着いていて、よそ見をしている状態ではるをケージから出す
  2. じろがはるに気づいて何もしていない段階でおやつをあげる
  3. 2匹はおやつに夢中でしばらく一緒に過ごす
  4. 襲いかかりそうになったらはるをケージに戻す

でも、じろはおやつを貰えた意味が分かっておらず、襲いかかったらはるがいなくなった=襲ってもOKと思ってしまった可能性があり、なかなか問題が収まりませんでした。

でもケージに戻さないと怪我をしてしまうので見極めが難しかった。

2匹で過ごせてるな、と思っても次の瞬間にはスイッチが入ってしまうじろ

次に取った方法は、

  1. じろが落ち着いていて、よそ見をしている状態ではるをケージから出す
  2. じろがはるに気づいて何もしていない段階でおやつをあげる
  3. 2匹を座らせ、飼い主もじろにぴったりくっつき、じろがはるに鼻を近づけたり、匂いを嗅いだりしたら褒めまくり、おやつをあげるを繰り返す
  4. じろはおやつを貰うためにはるに近づくようになる
  5. 襲いかかりそうになる前に、時間を見計らってはるをケージに戻す

私は素人なのでこれが正しいやり方かどうかは全く分かりません。このやり方は力が強い犬だと危険かもしれないのでどうか参考程度にしてください。

じろははるに近づいて飼い主の方を見たらおやつをもらえる、というのは理解した様子でした。

「先住犬を優先する」を勘違いしていた

多頭飼いを始めるにあたって、いろんなブログを読んだり保護団体さんからも言われたことは、

  • 何事も先住犬を優先する
  • トイレは別々の場所を用意
  • 別々のベッドやケージを用意する
  • 脱走の防止

などでした。声を掛けるのも、散歩にいくためにリードをつけるのも、家に入れるのも、ご飯もおやつも、ナデナデも先住犬が先。

でもなかなかうまくいきませんでした。

なかなかじろのスイッチが入るタイミングが掴めず、見誤って襲いかかりそうになり、はるをケージに入れまた振り出しに戻る、の繰り返しでした。

こんなにじろを優先して可愛がってるのに、一体何が間違ってるの?やっぱりトレーナーさんに任せようかと近所のトレーナーさんを探し始めたところでした。

「先住犬をタテる」ではなく「権利を守り安心させる」

これは先住犬と後輩犬の性格にもよるところが大きいとおもいます。先住犬優先で納得してくれる犬もいると思う。じろは違った^^;

French Bulldog Lifeさんの記事がうまく説明してくれていて参考になりました。当たり前のことかもしれないけど・・・新米飼い主でお恥ずかしい。

ご飯を先にあげたって、おもちゃを先に渡したって、お散歩で先に歩かせたって、それを先住犬が喜んでいるかは、先住犬自身にしかわかりません。

(中略)「僕がイヤなのはそこじゃないし。新参者に僕のベッドを奪われていることが、めっちゃイヤなんですけど!」と思っているかも。

観察していると、はるは今まで10年も檻に閉じ込められていたからか、柵から出すと嬉しくてたまらない様子であちこち歩き回り、じろもしばらくはおやつ目当てに我慢してるものの、はるの存在自体に苛つき襲いかかるという感じのようでした。

はるがおとなしく座っていても、その場所を自分に譲らないとイラつくようです。

そこで、まずははるにコマンドを覚えてもらうことにしました。完璧じゃなくても、はるが飼い主の言うことを聞いているな、自分の場所は飼い主が守ってくれそうだな、安心だと思ってもらえるように。

はるも食いしん坊で、とても頭がよくてすぐに「ステイ」を覚えました(ただし今のところおやつがある場合のみ)

するとなんということでしょう!

・・・とはならなかった(笑)

ただ徐々にあれ?今日は一緒にいれる時間が少しだけ長くなったな、とか
柵が少し空いていてもあまり気にしてないようだな?とか
イライラしている様子が減ったなと思うことが多くなってきました。

柵の一部を開けて、飼い主が真ん中に座るスタイルに変えてみた

まだまだトライヤルは続きます・・・

次の話はこちら▼

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)