じろの食事についていろいろ考えたこと

じろは子供の頃は何を食べていたかは分らないけど、ガリガリだったのであまり良いものは食べていなかったんだと思います。

うちに来てからばぁばがじろのご飯を作ってましたが、なにしろ昔の人なので生の軟骨や、ご飯と肉を混ぜたもの、ウェット缶、時には人間の食べ物などをあげてたようです。幸いその6年間では病気にならなかったけど、犬に歯磨きが必要ということを知らず、ウェットフードや人間の食べ物のせいもあり、歯が結構だめになってしまいました。(泣)

私がお世話係になった当初もまだ食にあまり興味のなかったじろ。それを改善したくて手作りフード+ドッグフードをはじめました。

手作りごはん

ネットや本には手作りはダメとか、ドッグフードは危険とかいろいろな情報があって、これが最適かどうかわからないけど、血液検査結果は良好、腫瘍以外は大きな病気もなく、先生からはちょうどよい体型で今までの食事を続けて良いと言われてるので、まるっきりダメというわけでもなさそう。

という訳で、超〜個人的なじろの食事事情をご紹介したいと思います。あくまで参考程度にしていただければ幸いです。

ドッグフードは総合栄養食。でも注意も必要

獣医さんによっては、手作りじゃなくドッグフードを勧める場合も多いよう。
確かにドッグフードが普及してから犬猫の平均寿命は伸び、総合栄養食として安心できるものが多くなってきました。

ただ平均寿命が伸びたと言っても「それまでの味噌汁ご飯や外飼いの時代に比べて」だし、ドッグフードといえば 2007年のペットフード大量リコール事件 などが記憶にこびりついていて不安。

ほんまにドッグフードって安全なのかな?

ペットフード安全法では、原材料名を全て記載することが義務付けられているけど、「原材料の仕入先」に関しての表示義務はないので、どこから仕入れられているかが分からない。

その上ペットフードの製造には、運搬→貯蔵→粉砕→混合→全調整→加熱形成→乾燥→コーティング→袋詰め→出荷という長い工程がかかっていて、いくら安全に気をつけていても信用できない工程が多すぎる。
現に、サルモネラ菌関連のリコールは結構頻繁に起こっています。

ペットフードのリコール問題

ペットフードから「サルモネラ菌」、犬15匹死亡で会社謝罪 別商品でも検出の疑い: J-CAST ニュース【全文表示】
ペットフードのリコール一覧 | ペットフード事件簿
Recalls, Market Withdrawals, & Safety Alerts | FDA

プレミアムフードなら安全!というわけでもないらしい

ネットでは「安いフードは危険!プレミアムフードなら安心安全!」と謳っている記事も多く見かけます。でもその多くがアフィリエイト記事。4Dミートなどの言葉で危機感を煽って、商品へリードするものも多く存在するようです。

こちらのブログがいろんな方向から考えてくれていて分かりやすかった。

【ドッグフードの誤解】フードの記事は謎だらけ ~怪しいミスリード多し~ – 犬を飼うということ

ドッグフードを選ぶ場合は、ネットの記事は鵜呑みにせず、品質管理や原材料のしっかりしたものを選ぶ

もうドッグフードの安全性について調べだしたらきりがない。
それよりも、「犬を飼うということ」ブログさんの提唱されている「フードローテーション」を取り入れたり、品質管理をちゃんとしているところ、原材料や添加物がきちんとしたものを選ぶのでいいと思います

このブログがとっても詳しく載っていたので、ドッグフード選びの参考にしています。
ドッグフード、原材料一覧いろいろ1 – SMILES@LA

介護を見据えると粗食のほうがいいのかも?

「犬を飼うということ」ブログさんによると、美味しいフードに慣れてると、内蔵系の疾患になった場合療法食への変更は難しくなるため、いざ病気になったときのことを考えて普段から粗食にしておくべき、と仰っておられます。
とても参考になる記事なので、一読をオススメします。

じろは今癌の闘病中ですが、「重い病気でご飯を食べるのもままならない、少しでもいいから食べてくれたら・・・」という経験はしていません。だからその大変さが分かっていない部分もあります。

結局、手作り+ドッグフードにした訳

さて長々と書いてしまいましたが、結局フードだけも手作りだけもこわいから半々にしよう・・・というところに行き着いてしまった。

ご飯とソーシャルディスタンスを取る犬

じろの癌は平均生存率があまり長くないと言われており、ちょっとでも食で免疫を上げられたら・・・というのと、「最後の最後のために普段は粗食」や「災害になったらフードを食べなくて困るから普段からドッグフード」というのにまだ少しだけ納得がいってないので今は手作り+ドッグフードを続けようと思います。

もちろんちゃんと選びさえすれば、完全手作り、完全ドッグフードでも安心できると思います。

人間もそうだけど犬も完璧に栄養管理をするのは無理がある。それよりいっぱい遊んだり、散歩や楽しくバランスよく過ごすことを心がけたいと思っています。

手作りフードの注意点

手作りフードを始めるに当たって作ってみよう犬のごはん | Wholly Vet がとても分かりやすかったです。

基本の栄養素

作ってみよう犬のごはん | Wholly Vet

犬にとって必要な栄養素はこんな感じらしいです。

  • 動物性タンパク源:鶏肉、ささみ、鹿肉、馬肉、魚肉、レバーなどから
  • 炭水化物:白米、イモ類など
  • 脂肪源:サーモンオイル、亜麻仁油など
  • ビタミン:肉や野菜、サプリメントなど
  • ミネラル:肉や海藻類、サプリメントなど

手作りフードで気をつけたいこと

  • 栄養バランス(タンパク質が過剰になりやすい)
  • ビタミンとミネラルは不足しがち。サプリメントで補うことも考慮に入れる
  • カルシウムとリンの比率が逆になりやすい
  • 犬に食べさせてはいけない食材に気をつける
  • 生肉や生卵などは火を通してサルモネラ菌に注意する

普段の食事はこんなの

サーモン、レバー少々、鶏肉、牛肉、野菜汁(オクラ、トマト、パプリカ、しめじ)、ごま、亜麻仁油をトッピングした朝ごはん

1−「動物性タンパク質・必須アミノ酸・ビタミンミネラル」を肉・魚類で

犬の必須アミノ酸は人間より多く、イソロイシン、ロイシン、バリン、トリプトファン、フェニルアラニン、メチオニン、リジン、ヒスチジン、アルギニン、スレオニンの10種類。鶏肉、ささみ、鹿・馬・魚肉、レバーなどに多く含まれる。動物性タンパク質から効率よく摂取できるようです。

タウリンは必須アミノ酸ではないけど、大量の食物繊維が含まれていたり肉類を圧力鍋で長時間煮込むとタウリン欠乏になる可能性があるので気をつける。

基本は鶏肉と牛肉を茹でたもので、1週間に2回はレバーを追加。でもレバーはあげ過ぎるとレチノール過剰症 (食欲不振・疲労・カルシウム減少・関節痛) になるそうで、10kgの成犬で1日3グラム弱までだそう。

時々サーモンやマグロの刺し身、サバ缶、いわし、半熟卵1/4なども追加します。

レバー、鶏肉、骨を砕いたの、野菜汁(トマト、人参、パプリカ、ほうれん草)

2−必須脂肪酸

オメガ9脂肪酸、オメガ6脂肪酸、オメガ3脂肪酸
アマニ油、魚油、さば、さんま、いわし、はまち、サバ水煮などにも含まれるので、あまり取りすぎないように注意しながらこれらをトッピングしています。

3−カルシウム

リンを多く含む肉類が多いと、カルシウムとリンのバランスが崩れカルシウム不足が起こり骨の成長や腎臓へのダメージが懸念されるので、骨または卵殻パウダーをプラスすると良いそう。骨を茹でて砕いたものをトッピングするようにしています。

4−「繊維質・植物性タンパク質・ビタミン・ミネラル」を煮込み野菜で

いつもの野菜汁+鶏肉、牛肉、サバ缶、ご飯、納豆、ごまなどの夕食

しめじ、オクラ、トマト、人参、キャベツ、芋、パプリカ、ズッキーニ、ブロッコリー、ほうれん草、なすび、かぼちゃなどその時ある野菜を何種類かみじんぎりにして、薄めの鰹と昆布だしでコトコト煮た野菜汁を3日に1回作ってストックしています。

納豆が大好きなので、時々納豆1/4くらいトッピング。

いつもの野菜汁、鶏肉、牛肉少々、半熟卵、ごまの朝食

ただビタミンは熱に弱いし、ミネラルも不足しがちなのでマルチビタミンとミネラルのサプリを飲んでいます。

5−炭水化物

犬に炭水化物は不要、と書かれたものも時々目にしますが、炭水化物が含まれていない場合タンパク質がエネルギー源として消費されてしまうため、調理済みの炭水化物はエネルギー源として必要ではないかと思います。

ただ、炭水化物は摂り過ぎると肥満や病気の元らしく、小麦やとうもろこし粉などのグルテンはアレルギーの原因になるかもしれないので少量にしています。

じろは白米も好きなので、柔らかく煮たのを少しトッピングしています。

6−おやつ

おやつは無糖ヨーグルトや、市販のなるべく添加物の少ないものをあげています。最近は手作りジャーキーも始めてみたけどあんまり人気がない(汗)
半日経つとめちゃめちゃ食いつきがよくなりました。

手作りトッピングにして変わったことは?

手作りって結構たいへんそうだけど、3日に1度くらい野菜をバーっとみじん切りにして煮込み、その間に肉類を茹でて、あとトッピング類は別のタッパーに入れておけば普段はそれらを混ぜ混ぜするだけなのでそんなに手間はかかってないです。作るの楽しいし。

「これからも予のために励むように」

正直、手作りごはんは10歳過ぎてから始めたので、老化や癌が始まってしまい以前と比べるとものすごい元気になった!とは言い切れません。ただ毛艶がかなり良くなりました

でも先生曰く「老犬にしては血液検査結果がよく、麻酔から目覚めるのもスムーズだった」し、術後の回復も早かったので体力づくりには貢献してるんじゃないかと思います。・・・と思いたい。

ただ確実に、ほんとに食に興味のなかったじろが、ご飯を完食してくれるのはやっぱり手作りになってからなのでそれは素直に嬉しいです。

確実にお世話係よりも良いものをたべているじろ・・・。前世は王様だったのでしょうか。これが正解かどうかは分からないけど、まぁ子供の頃ひどい目にあったからね、老後は贅沢させてあげたいです。

おしまい。

参考にしたサイト

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