雲海の中に浮かぶ城がまるで「天空の城のようだ」と一躍有名になった竹田城に行ってきました。地元の写真家吉田利栄さんが撮影された写真がきっかけだったそうです。
遠くから見ると、虎が臥せているようにも見えることから、「虎臥城」(とらふすじょう・こがじょう)とも呼ばれているそう。
雲海が見たければ、秋の7時までに登るべし
(2018年のことなので、この記事は情報が古いかもしれません)
竹田城は冬は入場できない期間が多く、春や夏も早朝は入場禁止らしいです。
詳しくは、竹田城跡公式ホームページを見てね。
雲海が見れるのは、9月から11月ごろの早朝!それも7時頃までに登らないと雲海が消えてしまいます。
加えて、数日前以降に雨が降って湿気が有り、当日は晴れていて風がないときれいな雲海が見れるそう。
秋は4時頃から入山可能で、平日は駐車場に車を停めることができます。土日祝の早朝は駐車場が閉まっているらしく、イオン和田山店から「雲海バス」が出ているそう。
行き方は朝来市ポータルサイトがわかりやすかったです。
なんと出遅れてしまった
この日はばぁば、じぃじ、じろのお世話係、地元の友人達と出掛けたのですが、なんとばぁばが支度に手間取って竹田城駐車場に着いたのがもう6時過ぎになっていました。
7時までに山頂に着かないと雲海が消えてしまうんかい!
ということで、急いで登りますがなにしろお年寄りが多いのでゆっくり。じろも後ろを振り返りつつ登る・・・。寒いのでダウンジャケット装着です。

駐車場から料金所まで約2,30分ほどの坂道が続きます。
階段もあるのでじろを抱っこし続けたお世話係の腕はパンパン。

2018年時点ではペットOK
料金所にたどり着き、スタッフの方に「犬は入ってもいいですか?」と聞くと大丈夫ですよ、とのこと(古い情報なので犬連れの場合はご確認ください)
こちらのブロガーさんの犬連れ登山の解説がわかりやすかったです。

料金所から石積みの階段を登るとかなり広い広場に出ます。
暖かくなってきたのでジャケットを脱ぎました。

あぁ〜もうすでに雲海が消えかけている。。。でも白白と明けてゆく街の風景がどこか幻想的です。



かなり広い城跡で歩くのに1時間ほどかかりました。このさきに見えている一本松は長い間竹田城のシンボルだったらしいですが、残念ながら枯れてしまったそうです。

竹田城からは「天空写真」は撮れない
当然っちゃ当然ですが、竹田城からは「雲海に浮かぶ城の姿」は撮れません。
竹田城跡の東南にある朝来山「立雲峡」の第一展望台からは竹田城が見下ろすショットが撮れます。
竹田城の裏側にある「藤和峠」も竹田城と同じくらいの標高ですが、秋の朝日は逆光になるそうで注意が必要とのこと。
地元の友人に案内してもらい、竹田城が見渡せる道路から写真を撮りました。

雲海がないのが悔やまれるけど、これはこれでザ・城跡って感じがしていいね。
じろは疲れたみたいで帰ってからご飯をいっぱい食べて、いつもより多めにお昼寝をしていました。